周りの就活生は内定が決まっているのに、自分の子供は内定を一つも持っていない、、、これからどうなってしまうのだろう、、、
このように、就職が決まらない就活生は、どのような末路をたどるのでしょうか。代表的なパターンを4つご紹介します。

1.卒業まで就活を続ける

末路その1は、内定が出るまで就活を続ける、というものです。近年、就活において、通年採用(企業が1年を通して採用活動を行うこと)の形式を取る企業が増えています。卒業間近の3月に内定を獲得する就活生も少なくありません。
内定を獲得できれば、時間とお金が節約できる選択肢です。しかし、同級生がほとんど内定を終えている中、就活をしなければならず、精神的に追い詰められてしまう就活生も少なくありません。就活の相談ができる場所を持っておくことが、長期化する就活成功の鍵になります。

2.就職留年をする

末路その2は、就職留年です。就職留年とは、故意に大学を留年することで、来年もう一度就職活動をすることです。
就職留年成功のためには、就活生本人が、絶対に失敗を繰り返さないぞ、と思って、前年以上に就活の準備をすることが大切になります。
就職留年は、現役の就活生に比べると、不利になります。また、どうしても行きたい企業・業界に落ちてしまったから、就職留年してもう一度挑戦する、という場合は、1年留年したからといって成功するとは限らない、というリスクがあります。なぜなら、一度落ちているということは、自分に何かしらの「その業界・企業に落とされる要素」を持っているということだからです。
このように就職留年はリスクがありますが、一生懸命就活対策をして留年期間を過ごした就活生は、結局は納得の行く会社に内定を取っていきます。もう一年就活をする、気力と覚悟があるなら、良い選択肢だと言えます。

3.進路を変える

末路その3は、就活をせずに、進路を変える(海外留学・税理士や弁護士を目指すなど)、というものです。
この選択肢は、時と場合によって危険なものになりえます。進路を変えるということは、就職するということから逃げるということにつながるからです。
明確な目的を持って、別進路を選択する場合は問題ありません。(例えば、将来◯◯になりたい。〇〇に必要な学問を学ぶには、アメリカの~大学が一番良い。だから留学に行く、など)
しかし、就活が上手く行かず進路を変える人の大半は、明確な目的がなく、就活から逃げたいためだけに別進路を選択します。もし、明確な目的があるなら、就活に行き詰まる前に、その選択肢を取っているはずです。

4.引きこもる

就職が決まらない子供の末路その4は、就活に疲れ、精神的にも疲弊してしまい、就活そのものを諦め、引きこもってしまうというものです。
これは、一番避けたほうが良い就活の末路だと言えるでしょう。
就活に疲れて引きこもってしまう子供は、たいがい就活が上手く行かず、追い詰められてしまっています。就活に行き詰まる前に、就活の悩みを相談できる場所を持っておくのが、引きこもりを回避する対策の一つです。就活塾などのサービスを使うと、就活カウンセラーと相談ができます。

まとめ

就職が決まらない子供の末路を4パターンご紹介しました。内定が決まらないとき、子供が追い詰められて疲弊してしまうのを避けることが大切です。金銭的、精神的援助をして、子供の就活を良い方向に持っていくことが、就活での親の役割だと言えます。