「○○さん家の子供は就職先が決まっているのに、ウチの子はまだ一つも内定がない・・・」
「就活が決まっていない危機的状況なのに、子供に危機感がなく、のんびりしているように見える」
「就活の進捗について子供に聞いたら、お母さんは口を出さないで!と喧嘩になってしまった」
就活を何もしていないように見える子供に対して、親としては焦ったり、イライラしてしまうこともあるかもしれません。
親は、子供の就活のために親は何をしてあげられるのでしょうか。
のべ1万人以上の就職活動を見てきた就活塾 キャリアアカデミーの担当者が、支援のコツをお伝えします。
親ができることは、あまりない
結論から言いますと、子供が就活を何もしていなかったとしても、親ができることはあまりありません。
子供の就活について親ができることは「金銭的に支援する」ことくらいです。
中には「昔会社で採用をやっていたから、就活のことは分かっている」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、就活事情は毎年のように毎年のように変化しており、昔採用をしていたときの状況とは大きく変わっている可能性があります。
実際に「昔会社で採用をしていて、就活のことは分かっている」とおっしゃっているお父様の息子さんが、塾に来たことがありました。
息子さんはお父様に教わったとおりに就活を行っていましたが、その対策は就活のプロである者から見ると、的外れなものでした。
一般的に親は、子供が就活に集中できるだけの金銭的支援(交通費や食費等)をしてあげるのが無難だといえます。
第三者を介入させる方法もある
内定が決まっていないのに子供に危機感がない、子供の就活が心配という場合は、当事者間だけで話し合うのではなく、第三者を交えて話し合いをすることをおすすめします。
身近な存在だからこそ、感情的になってしまったり、言いすぎてしまうこともあります。
第三者、できれば就活の専門家を交えて話し合ってみることで、建設的な話し合いができることがあります。
就活支援を行っている「就活塾」が多数あります。その中には、入塾前の相談会という位置づけで、親子で無料で就活の相談に行けるところもあります。
親子で就活について考える機会として、活用してみるのも一つの方法です。
まとめ
子供の就活には、慌てすぎずに臨みましょう。